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アペックス便り2月号

●子どもに幼児教育は必要か? 〜前回の続き〜

【褒めて育てる】は、子供の努力や成果を認め、自信を育むことに他ならない。

我が家の場合、教室運営をしている立場もあり子供の客観的成⻑度を公正に図る機会も多く、特に⻑男は学年を二階級上の飛び級したクラスで学んでいたので、歳が2学年離れたお兄ちゃんやお姉ちゃんに混じって学ぶのは本人も楽しく、また『自分はデキる』と自信を深めたようだ。

過度な持ち上げは図に乗って井⼾の中の蛙に陥りやすくなるが、飛び級クラスでもテスト成績はトップを維持できたので、客観的な目安として本人も自負心が芽生えていた様に思える。

特に全国的なテストでの結果は成績優秀者は教室に名前を貼りだすので、飛び級で学年を跨いでの名前の公開は大いに励みになったようだ。

授業での褒めどころを作った際は、客観的に褒めてあげられるので、私も最大級の褒めコトバを与えた。家庭では照れくさく出来ない褒め方も、教室内というフィルターで親子の関係を越えた師弟の関係で接することが出来たので、適度な距離感で客観性を持って過ごせた幼児期〜少年期は貴重な時間となった。

実際に⻑男と当時のことを話題にすることが有ったが、アペックスで学ぶことが本当に楽しかったようだ。

父とは距離を置かされて、常に[塾⻑]と呼ばされていたが、いつの間にか勉強は苦でなく楽しいモノだと感じ、自然と得意な分野になっていたのが大きかったようだ。

その後に、中学受験〜大学受験〜医師国家試験と高度な勉強にシフトされても『自分は試験の類は得意分野だ…』という自信が大いに寄与したようだ。根底から『自分に出来ないはずがない』という信念が、幼児期から少年期の過ごす中で培った自信へと成⻑させ、又その過程を楽しめたのが大きな財産となったに違いない。

そして自分で育てたプライドが、全ての原動力となったのが【褒めて育てる】ことの最大の成果だったかもしれない。

⻑男が話題の締めくくりに、『アペックスのような教室が近くにあれば、自分の娘も通わせたいのに…京都にも、教室を作れば?』と冗談か本気か言っていたぐらい、彼にとっても[幼児教育の有用性]は自身の経験から必要不可欠なモノと感じているようだ。

この事を以って、前回号から提唱する私の【子供に幼児教育は必要か…】の明快な答えとしたい。

次回は、幼児期を経て小学校の低学年を中心に意識して実践してきた内容や、この時期に大切な教育でのポイントを具体的に挙げてみながら振り返ってみたい。

[次回に続く]

おしらせと今月の予定

【合格速報!おめでとう!】
大阪星光学院中学 I・Kさん

今月の予定
○2/10日…私立高校入試
○15日…進学説明会[中3]
○22日…受験説明会[中2] ※保護者同伴の説明会です。
○2/3〜2/14日[小/中対象] ※今季最終の成績懇談会
○3/1日…新年度開講

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