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3月より、塾は新学年になって授業が始動しました。世間一般では、卒業シーズンに入り、４月の新年度の準備に追われる慌ただしい時期ですが、受験も大詰めの最終章の国公立受験を残すのみとなり、３月は新旧交代の時期です。最後に本命校を残す受験生には、待てる力を出し切り、自分を信じて思い残す事なく、完全燃焼で受験を締めくくって欲しい限りです。後悔の無い受験をやり切れば、結果の天命を受け入れ、次なる飛躍に備えて小休止して下さい。

人生は決断の連続ですが、自分で進路を定めた決断の受験は、何よりも今後の礎になります。望み通りの進路結果は理想ですが、望まぬ進路も時には甘受せねばならないこともあるのが世の常です。自分の見定めた目標への、回り道を余儀なくされる事で、時には茨の回り道が思わぬチカラを引き出し、鍛えられ目標に到達する原動力にも成り得るから、人生は捨てたモノでは有りません。何が災いして幸せかは分らぬモノです。少なくとも、過程での経験や努力が無駄になる事は有りません。

打算なく純粋に夢を重ねての努力が違う形になって人生に彩を与える糧になるはずです。正に、人間万事塞翁が馬の如く。

韓国から来日し１６歳で東大に合格後、日本政府から学生初の天才認定を受け永住権を取得し、現在日本のトップレベル医療AI研究者で世界の大学で活躍する氏の語録が若者に力強く響く様だ。話題のカリス氏の記事が目に留まったので紹介したい。

カリス氏自身がYouTubeチャンネル『カリス東大AI博士』で科学的勉強法や科学的思考法等を配信しているので、目にされた人も多いのではないかと思う。氏自身が「皆が健康で笑顔で暮らせる社会」の実現の為の起業準備中で、夢追求の進行形の只中にあるせいか語気は強く、高次元へ呼びかける誘いは説得力も有り、特に迷える若者や忸怩たる悶々を繰り返し、悩む人には、新鮮な清涼剤を得た気持ちになるかも知れない。

以下に、氏が喝破する内容を、一部分見出しで列記したので、氏のコトバから発するエネルギーとバイタリティーを感じてみてはどうだろう。氏は現代日本人に足りない「覇気」と「発想力」の無さの根幹に、日本の小学生以降の教育制度を挙げ、「皆と同じ」を植え付ける同調圧力で締め付けた挙句の凡人化を憂いている。

●自分の人生は、自分のチカラで好転させる…長期的に見れば、人はありたい自分としてあり続け、変わりたいという覇気と、どう変わるべきかという発想力がある限り、何度も転びながらも好転していく。変われない自分を正当化する思考停止状態に陥ってはならない。(人生は自転車に乗る様なもの。バランスを保つには、こぎ続けなければならないbyA・アインシュタイン)
●夢は追うものでは無く背負うもの。野心の高さがあなたの未来を決定づける…自分の限界なんて誰が知るのか。まだ飛び込みもせず無理だと決めつけたくはない。「できる」と「一度でできる」は同義ではない。やってみて出来なければ「まだできないだけ」
●覇気とはハッタリの事である。次々とハッタリをかまし続けて、それに追いついていく…ハッタリをかませば、実現する為ために努力せざるを得なくなるし、それを後押しする社会的影響力も高まる。ハッタリは嘘では無く覚悟の現れである。
●自分の限界を決めるのは、もうやめよう…ケネディ大統領は１９６１年に人類を月に送ると宣言した。このハッタリが無ければアポロ計画も無かった。我々が月に行く計画が容易では無く、困難だからこそ最高の熱意と技術を集結し実現した。挑戦こそが我々のやりたいものである。
●不平不満はもうやめて、できるかぎりのことをする…どう変わるべきかという「発想力」とは「逆算思考」が必要で、闇雲な努力ではハッタリに追いつけない。大胆な目標の実現にはゴールを先に決めできることを逆算して集中する冷静な戦略が欠かせない。上手くいかない原因を環境に求め、原因帰属バイアスに陥り、思考停止状態になってはいけない。(優秀な人間は、環境に不満を言わない by 林修)
●時間の奴隷ではなく、主人になろう…時は「自分の意志」で刻んでいこう。過去は変えられないが、未来は変えられる。…如何でしたでしょうか?何か出来そうですね!

※合格速報※
●桃山学院高校 …K・Rさん(平野北中)
●近大附属高校 …K・Mくん(新生野中)
●信愛女学院高校…M・Mさん(堀江中)
●夕陽丘学園高校…S・Sくん(花ノ井中)
●大阪産大附属高校…K・Eさん(新生野中)
●大阪商大附属高校…F・Iくん(新生野中)
●アナン学園高校…M・Kさん(東生野中)

今月の予定
○3/1日…新年度開講
○9日…公立高校 一般入試
○17日…公立高校 合格発表
○19日…合格祝賀会
○24日〜春期講習スタート

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