3日は節分、4日は立春。暦の上では春ですね。受験の方もいよいよ大詰めとなりました。暦の上では、冬が終わり春の訪れを告げると言われていますが、旧暦では新年の始まりをさし、中国や韓国では正月になりますので、新春を祝う祭日になります。まだまだ寒さが厳しい日々が続きますので、実感が湧かないかもしれませんが、ここは旧暦の新年にあやかって、年初に自分を変えると誓った計画を練り直し、修正するチャンスです。新年は、まだ始まったばかり。受験生諸君には、春の到来を、「合格」という知らせと共に迎える為にも、最後まで前だけを見て全力疾走して欲しい。Spring Will Come Soon!!
アペックスも創立から28年。北巽に教室を立ち上げて22年。堀江に2教室目を開設して早12年が経ちました。地域に無くてはならない塾を目指して、教育という重責の一端を担うべく、試行錯誤を重ねながらも、手作りで様々な取り組みをして参りました。
大切な子供の成長過程での教育の役割は大きく、親や学校や地域社会の影響は多大で、何より子供達が関わる大人の責任が全てとも言えるでしょう。幼少期から思春期を経て、自我が確立する高校生までに、できる限り「感性」を磨き、「好奇心」を育み、物事を「認知」し、「知力」を高め、自己肯定できる自信を「可能思考」に確立させ、チャレンジする精神を大切に、地域の子供達と関わって参りました。この間も、少子高齢化を背景に日本社会も激変し、子供達を取り巻く環境も様変わりしてきましたが、普遍的な本質を目指し、教育に可能性を見いだす姿勢に変わることは有りません。地域に無くてはならない塾として、親御様と共に大切なお子様の成長過程を応援する一助を担えれば、と心新たに期するのみです。
映像で、発展途上国の飢えた子供達や、その日の糧を得るためにゴミ捨て場を漁る少年少女の痛ましい姿を観ることがある。又、シリア問題等の、難民の姿に、想像を超えた悲劇で打ちのめされてしまう。日本で、叫ばれている教育格差なんて比では無い現実だ。このような境遇にある子供達を観ていると、憲法で9年間の義務化までされているこの日本で、「なぜ真剣に学ばないのか」と憤ることすら覚える時がある。もっと早い時期から「世の中は不平等である」ことを学校公教育の場から、教えるべきではないのでは…とも思う。
ただし、「日本は、唯一、教育の機会だけは平等です」とも強調しながら…。たったペン一つで、自己の能力を正当に評価される道が、受験制度に残されているではないか…。生まれつきの差なんて当たり前だ。背が高い、美人だ、運動神経の善し悪し,親の金持ち、貧乏…等々。世界は元来、不平等にできているものだ。生まれた瞬間から差のあるレースと言っても仕方が無い…。だから全力疾走するのです。スタート地点が違うのですから…。金持ちからスタートできる人もいりゃ、どん底のマイナスからの人もいます。人生はマラソンだぁ、なんて悠長にはできません。スタートから、前にいる人に追いつく為には、全力で追いつくしか無いのです。
方法はたった一つ。…「誰にも負けない努力をする(京セラ会長:稲盛和夫)」しかないのです。そうすることで、次第に前の走者に追いつくのです。
世界には、十分な教育が受けられず、読み書きさえできない子供達がいる。不衛生なゴミの中で、生きるために働く少年少女がいる。そんな環境にあって彼等はどうやって人生を切り開くのか?
翻って、我々の環境ってどうだろうか?
確かに、不平等や格差等それぞれの人生の出発点の違いは大きく有るだろう。しかし、この日本という国に生まれただけでも、地球規模では、大きなアドバンテージをもらった出発ができているのは確かだ。だから、我々は今一度、自分の人生と可能性をよく考えてみることが必要だ。地球規模で誰よりも成功する可能性を持つ環境に立つ以上、この境遇に感謝し前にいる人に追いつこうと、誰にも負けない努力する他ないではないか…!
いよいよ締めくくりの学年末試験間近です。中高生は大切なテストですので、準備万端で臨みましょう。進路決定の3年生へ向けて、今までの学習への取り組みを振り返り、しっかりとした学習計画を立てましょう!
○学年末テストの落ち着いた3月初旬の5日(土)に恒例の進路、進学セミナーを開催予定です。
○例年より、更にキメ細かく進路相談を予定しており、授業との連係と充実を図る上でも、在籍生は必ず出席願います。
○当日は、具体的進路や志望大学のリサーチを実施しますので、申告できるようにして下さい。
○友人参加も可能ですので、広報をご協力下さい。
◆日時3月5日(夕方)5時より予定
◆場所北巽教室