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アペックス便り10月号

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残暑も和らぎ、日増しに秋の装いへと、街も彩られていく様相です。 大学入試センター受験へのカウントダウンも、ラスト100日を数えて いよいよ本格的な受験体制の幕開けで、慌ただしくなってきました。 受験生にとっては、不安と緊張を強いられるシーズンに突入ですが、 逆に緊張感を楽しむぐらいの姿勢が大切です。勉学に最適な季節を 迎えて、秋の夜長を、目標校だけを想定しながら、真摯な気持ちを 高揚させて、自分自身と、とことん向き合ってください。 そして、やり抜くことです。明暗はそこで別れます。 精神力を高め、それを研ぎ澄ませることに専心してください。 誰にも負けないやり抜く力を鍛える時期です。頑張れ!!

今月の話題

※10/3に日本中を駆け巡ったBIG NEWSは、何と言ってもノーベル賞医学生理学賞を受賞した東京工業大学栄誉教授の大隅良典氏(71)の快挙である。三年連続での日本人の受賞にも驚くが、大隅教授の経歴からのギャップの話題に各マスコミが盛り上がったのも印象的である。

氏もインタビューで言っていたが、実直に科学への絶え間ぬ探求は勿論だが、誰も見向きもしない研究だからこそ、遣り甲斐があったと…。人に何と言われようが、己の信ずる道をとことん納得するまで突き進んだ延長の結果だと言う。さらに、子供のころからの変わらぬ頑固一徹な「へそ曲がり」精神が大きな成果を産んだに過ぎないと、謙虚に喜びながらも、基礎科学よりも実益最優先に傾斜する現状の日本科学界を危惧し、警鐘を鳴らしたのも印象的だった。

秋にお勧めの一冊⇒ ベストセラー本1位 やり抜く力〜人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける アンジェラ・ダックワース著

最近よく「グリット」という言葉を目にしたり聞いたりと気になった事はなかったでしょうか。NHKでも特集されたので、ご存じだった方もいたかも知れませんね。ではGRITって何?…それは、「やり抜く力」です。ビジネス界、政界、スポーツ界、等々と、あらゆるジャンルで頭角を現すリーダーや著名人を見て、天賦の才能や資質が備わるからこその所以と誰しもが、自分とは縁遠い話って、諦めているのが大半でしょう。でも、安心してください。遺伝や天賦の才能は、重要なファクターでは無く、成功するために最も必要なのはグリット「やり抜く力」である。著者のアンジェラ・ダックワースは心理学者であり、長年の研究調査により、その詳細をまとめた著書『やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』は、是非一読をお勧めしたい一冊だ。

●何よりも「やり抜く力」(グリット)が決め手だ。

精神力やグリットや忍耐力の大切さは、よく理解できますが、こうしたものは現実世界で、どのように表れるのでしょうか?非凡と平凡との差異とは、一体、何なのでしょうか?端的に言えば、グリットとは、一貫性のことです。しかも継続性を持つ習慣的な力に負う精神力そのものです。しかも、長期的ビジョンと目標に向かって継続されるグリットは、充実感も伴ない、達成率が高いのである。気分に左右されない、思い付きでは得られないものである。この本を一読すると、俺だって、私だって、と言う動機が得れそうです。なぜなら、才能に関係なく精神力を鍛える事ならば、できそうでしょ?目前に少々の困難があっても、絶対に楽を考えて逃げない事。日々黙々と一貫性を通じた、充実感と幸福感を持つ人生の為のグリットを得よう!!

今月の予定

11日〜中間テスト開始※各中学の日程に合わせ全力で取り組みましょう!

11月の予定

26日全国公開学力テスト※小学生と中学生対象北巽教室で実施します!!

アペックス便り 最新号