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アペックス便り11月号

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すっかり秋めいてきました。朝晩の冷え込みや寒暖差大きい時期で、インフルエンザも例年より早く流行っているようです。日頃の手洗いやうがいを敢行することで予防に努めましょう。例年の異変と言えば、先の台風19号始め、スーパー台風の残した爪跡は、日本の水害対策や治水事業の脆弱さを露わにしました。今後観測史上初という常識レベルが激変することで、命を守る想定も根本に意識変更を余儀なくされます。日頃のチェックが大切です。嬉しい異変と言えば、日本開催のラグビーワールドカップで、日本が史上初の決勝トーナメント出場の快挙を果たし、列島をラグビーで熱狂させ、にわかラグビーファンを急増させました。ワンチームを合言葉に闘う彼らの姿に今後の日本のあり方のヒントが垣間見えた様に思えます。国籍を超えてワンチームになり、常識を覆し一丸となって闘う彼らに、たくさんの感動と勇気をもらえたように思います。

リスクを取っての… 〜積極人生〜

石11月ともなれば、各中学での高校進学進路懇談も佳境に入っていく。

この時期頭を悩ませるのに、進路への、強いて言えば(受験)そのものの捉え方の相違からくる『志望校ギャップ』がある。進学を請け負う塾との立場の違いも有るだろうが、当事者の夢を摘み取るような「進学指導」も、少なからず学校現場で存在するのは問題である。確かに誰もが進学する今日の「高校受験」で(チャレンジ)を避けるのは当然の指導かも知れないが、学習意欲そのものまで奪う進路指導に遭遇する時は唖然とさえする。まるで占い師の如く、(絶対無理)だの(落ちる)だのと、当事者の神経はズタズタである。そもそも、最後の追い込みまで3か月も有るのに、一番大切なこの時期に全てを語る意味さえ計りかねる時がある。たかが(受験)をされど(受験)にまで昇華させ絶対に譲れない(受験)を認め応援することが、どれだけ子供たちに(勇気)と(ヤル気)を増大させる現実を知らないとも言える。

もちろん、まともに勉強すらせず適当な(進学)のみを目的にしている子供に、(無難)と(安全)は当然だが、(受験進学)を(夢の入り口)と捉え、チャレンジする子供には、全力で応援すべきだ。

その場合、あくまでもリスクの意味とリスク管理とリスク回避の指導に徹することが、一番大切で有る事は言うまでもない。

人生にリスクはつきものだ。元来、ポジティブな(挑戦)に必ず付随するのがリスクだ。その語源は、「岸壁の間を船で行く」と言われ、敢えて岸壁の間を通過するリスクを負って辿り着きたい場所があるということで、(勇気)ある行動をも意味する。

では、あえて「辿り着きたい」場所とは何だろう? それは人によって様々だが、ベネフィット(便益、メリットetc)のある場所であり、メリットによる効果が絶大なところだ。人生を豊かに積極的に冒険する(行動)がメリットのメリット効果を生むのだ。

リスクを負うに値する価値があるベネフィットを見出したなら、(行動)して欲しい。なぜなら、「行動しない」人生そのものが、最大のリスクだと思えるからだ。皆さんはどう思われますか?

おしらせと今月の予定

◆中3生対象進路相談(随時受付中)◆
学校での事前進路調査も進展中ですが、12月の進路決定に備え不安や相談がある方は事前相談を随時受付ますので、予約の上ご活用下さい。最近特に、志望校変更等を強いられるケースが多発し、受験追い込み時期に空転し失速する馬鹿げたことの無いように事前準備対策をしておきましょう!!

○10月28〜31日全休講(年間調整の為)
◆振替授業や講習会は各担当先生の指示に従うこと!
○30日…全国テスト
(対象)…小中(非受験生)

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