新しい学期が始まり、まだまだ残暑の厳しい毎日ですが、充実した夏休みを過ごせたでしょうか? 振り返ってみて、時間の経過の早さに驚くだけではなく、確実に歩んだ足跡と残像を手がかりに、来る日々への肉付けを怠らず、実りある秋口に備えましょう。受験生なら、自身の夏の努力が試される日々です。やり残した課題や手つかずの領域があれば、ラストの軌道修正できる時期ですので、次の応用時期への対応修正を急ぎましょう。大いなる実りを期待するならば、稲穂の実り同様、夏の十分な日照と手入れは怠れません。あくまで基礎となる土台の完成を全領域に渡り徹底させましょう。
今年も盆休みを利用して、受験生を中心に熱い3日間が繰り広げられました。「本気」をテーマに、何事も根底から本気で取り組むことで、日頃の自分の考えの甘さに気づき、仲間と切磋琢磨することで、新たな発見と、可能性が見いだせた様です。日頃、接触の無かった講師陣とも交流が育まれ、寝食を共にしながら、様々な助言や激励が、今後の受験勉強に大いに役立つことと確信しました。
以前、アペックス便りでご紹介した、陽明学者の加地太祐の第3回目と称して、以下ご参考になれば…
★勝利の女神は存在する★
キミは「勝利の女神」の存在を信じるだろうか?「勝利の女神」は、どんな人間の夢でも実現させることができる。それがプライベートな夢だろうが、パブリックな夢であろうが関係ない。
「勝利の女神」と契約さえできれば必ず手に入れることができる。多くの成功する人は必ずと言っていいほど「勝利の女神」と契約している。有名な企業家であっても、スポーツ選手でも、芸術家でも分野は関係ない。 女神と契約し、女神の求める代償さえ払うことができれば、キミは女神から必ず望む成果を与えられることになるだろう。 女神はいつもキミの隣にいる。もし叶えたい目標、欲しい成果があるなら、目を閉じて頭の中でそれを思い浮かべるといい。目を閉じた瞬間に、女神はキミの目の前に現れる。そして契約の条件に耳を澄ますのだ。
「貴方の欲しい物はわかりました。それを手に入れるには貴方の1年間の時間と交換することになります」そう言って女神は契約書を提示してくる。
「貴方は1年間で以下の時間を勝利と引き替えに使うことができますか?」
【勝利へのメニュー】
辛勝 3200時間 必勝 3600時間
圧勝 4200時間 激勝 4500時間
爆勝 5200時間
どんな人間も1年間の持ち時間は同じ8760時間だ(365日×24時間)女神は言う。「貴方がその時間を私に差し出すことができれば、必ず貴方を勝利へと導きましょう」
……如何でしたか?
● 塩澤武弦(しおざわむげん)先生
大阪大学経済学部に在学中。花乃井中の3年間、堀江教室で勉強だけでなく、多感な時期を有意義に学び、高校は石見智翠館高校(島根)に進学。ラグビー部に所属し、花園の全国高校大会で2年連続レギュラー出場を果たし、最高位はベスト16までの原動力として活躍しました。現在、大阪大学でもラグビー部在籍の、文武両道の頼もしいガッツマン。