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アペックス便り5月号

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ゴールデンウィークも明けて、春も真っ盛り、汗ばむ日さえあり陽光も日々まぶしい季節になってきました。新学年、新学級も慣れてきた頃、5月病などと称して、まだエンジンを始動さえしていない者は、さすがにいないでしょうね。

5月に入って、先ずは目前の定期テストに専念し、満足できる結果を残して、さい先の良いスタートにしたいものです。

「ビリギャル」ブームへの一考…

GWに映画化され封切りになった「ビリギャル」が話題になっています。学年ビリの女子高生が一念発起して、塾の先生と二人三脚で奮闘しながら慶応大学に現役合格を果たす、サクセスストーリーですが、昨年、興味本位で購読した著書を再読してみて改めて感じ、考えることが、多々ありました。本人の努力は勿論ですが、可能性を後押しする存在(塾の先生etc)の大切さを改めて痛感しました。しかし反面、アペックスでは(当たり前)な事が、ここまでクローズアップされることに少し違和感もあり、「商売上手やなぁ…」と感心することしきり…。確かに民間経営の塾だから、合格に要する膨大な学習時間の対価たる指導時間相当分の授業料も得ては、「裕福だから為し得たのか」と思われて仕方ないし、「所得による教育格差」は現実とも見なされかねない。できない子は時間もかかるし、手もかかる非効率がほとんど。

最低限必要な基準授業料以外の指導やサポートは、先生の熱意で支えてあげてこそ、教育の持つ可能性と醍醐味。せめて「商業的成功の余剰分は恵まれない可能思考の子供たちの成長に再分配願いたい」と原作者に思ったのは、余計なお世話か…。いずれにせよ、塾が子供に関わる貢献度が広く世間に認知される事は大変喜ばしい出来事ですね。

アペックスも数々の卒塾生が、頻繁に教室に足を運んでくれます。中には、「ビリギャル」以上の伝説の先輩たちが、今も多方面で活躍しています。大切な青春期に、「本気で頑張る」経験は、今後の人生の何よりの財産です。そんな眠っている子供の能力に風穴を空け、息吹を吹きこみ、みるみる変化する子供の成長を楽しみに、今後益々日々、精進したいと思います。

第一回土曜くらぶを実施しました

去る4月18日に、第一回の土曜くらぶを実施しました。事前告知が遅れた事もあり、参加者は僅か3名でしたが、有意義な時間が過ごせたと思います。テーマは、ベストセラー著書の、「悩む力」からヒントを頂き、各目次タイトルだけから、内容を推察しながら、各自の意見や、考え方を披露するスタイルをとり討論しました。普段、深く「哲学」する習慣が無かった子供たちには、大変なテーマでしたが、身近に深く考えれば、分からない事だらけで、しかも一番分からない事が「自分」であったことに、気付いたことは、正に目からウロコで、新鮮な発見だった様です。今後も、有意義なテーマを発掘しながら、定期的に皆さんと楽しい時間を過ごしたいと思います。なお、5月に関しては、大切な中間テスト直前と言う時期ですから、実施を見送りたいと思いますので、ご了解下さい。

定期試験に向けて

いよいよ中、高生は1学期最初の定期テストの時期になります。範囲の有るテストは全て事前準備の善し悪しで結果が大きく変わって来ます。日頃の理解不足を穴埋めする機会にもなりますので、全力投球して下さい。受験生は教室開放時間をフルに活用しましょう!

5 月の行事予定

(土曜くらぶ)‥‥定期テストのためお休みにします。

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