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アペックス便り8月号

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コロナ禍で一年延期された東京2020オリンピックが、7月23日史上初の延期開催の形で幕を明けた。東京はじめ、4度目の緊急事態宣言が発令された中で、異例の無観客開催が決定され、開催賛否の世論が開会式直前まで渦巻く前途多難な幕開けとなった。開催した以上、この日に備えた世界のトップアスリート達の極限の力と技と闘争心にエールを送り、熱闘の中で繰り広げられる数々のドラマを堪能したい。

開催期間中はもとより、五輪史上初の延期開催はじめ、パンデミック状況下での開催は、今後の前例として、五輪史上に東京2020五輪が比較事例で刻まれていく以上、未来の世界指標としての重責も担い、日本の(オモテナシ)精神の真価も否応なく問われていくだろう。良い意味で、ハツモノづくしと困難な状況の中で世界から注目を受ける17日間だから、記憶に残る感動の五輪を盛り上げていきたいものだ。

運気を磨く 〜心を浄化する三つの技法〜

2008年世界経済フォーラム(ダボス会議)メンバーに就任後、「田坂塾」を開塾し、広範囲にわたるコメンテーターとしてお馴染みの田坂広志氏の著書が目に留まり、一読してみた。以前から、独特のハスキーボイスと切れ味鋭い明快なコメントで印象深かったが、著書の帯タイトルが気になり、手にした次第だ。

その帯のメッセージには【最先端量子科学が解き明かす「運気」の本質】とあり、更に【幸運は「不運な出来事」の姿をしてやってくる】とあるではないか。田坂氏と言えば、原子力工学専攻の研究者と認識していた為「運気」というタイトルに違和感を持ち、興味を持ったのが一読の動機だ。さすがに工学博士の「運気」論なので、非科学的な論拠に偏重せずに、むしろ田坂氏自身の不可思議な体験も交え、具体的な科学的論拠に基づくアプローチが、説得に充分寄与し、納得出来たのが、これまでの一般的な運命論と一線を画すところだ。非科学的と言われながらも誰もが信じる、或いは気になる「運気」の本質にせまる内容は、下記に抜粋要約したので、気になる方は参考に一読されて、自分の「運気」を引き寄せてみては如何だろう。

『運気を磨く 田坂広志 著』(光文社新書)〜(終話抜粋要約)〜 どうすれば、我々は人生において「良い運気」を引き寄せることが出来るのか。そのためには、一つの法則を理解する必要がある。それは、我々の心の状態が、その心と共鳴するものを引き寄せるという法則である。特に「無意識」の世界にある想念は、それと共鳴するものを強く引き寄せていく。 ……略…… 従って、我々が本当に「良い運気」を引き寄せたいと願うならば、あれこれ「心理的なテクニック」によって無意識な世界にポジティブな想念を刷り込もうとするよりも、「根本的な心の姿勢の転換」によって、無意識の世界から自然にネガティブな想念が消えていくという技法を用いるべきなのである。  では、どうすれば、その「根本的な心の姿勢の転換」を行う事が出来るのか。そのことを本書においては【人生の習慣を改める】【人生の解釈を変える】【人生の覚悟を定める】という[三つの技法]として述べ、それぞれ次の「三つの習慣」「五つの解釈」「五つの覚悟」として述べた。……略……。以上の要約を参考に、続く具体的技法は、是非自身で体感しながら、氏の著書を一読されることをお勧めします。

最後に、一番気になった帯タイトルは、【あなたは「強運」であることに気がついてるか】…でしたので、是非一読されて、気付いて欲しいと思います。

おしらせと今月の予定

※夏休みを計画的に過ごそう!!※
去年に比べ、長期に設定された夏休みを
普段の出来なかった事や、やりたいこと
を計画的にチェックして、是非実現させ
る夏休みにしましょう! 特に受験生は、
天王山と言われる夏休み期間を充実させ、
勢いを後半戦に持ち込みましょう。

今月の予定
○夏期講習(24日まで継続中)
●12/13/14日(強化合宿)
●12日〜17(休講)
○18日から(通常通り)
★講習会、合宿とも、外部生の
参加は可能です。10日迄受付け

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