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アペックス便り3月号

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ピョンチャンで盛大に開催された冬のオリンピックも無事閉会し、アスリート達の熱い戦いを目の当たりにして興奮冷めやらぬ間に、早3月を迎えました。韓国で初の冬季オリンピック開催は、南北合同チームや政治的要素の介入など揶揄されましたが、日本勢も史上最多のメダル獲得を遂げ、若いアスリートや女性選手の大活躍で大いに刺激を受けたことと思います。4年で1度の瞬間に全てを懸ける彼らの想いや過酷な日々は、結果の如何に係わらず観るものの心を捉えて感動を与えてくれました。入試もいよいよ大詰めです。最終コーナーを終えた直線ゴール目がけて全力で駆け抜けていこう!この瞬間の為に、日々の努力を積み重ねてきたはずだ。そして後悔なき受験で有終の美を飾って欲しい!

神になった動物〜サピエンス全史より〜

何度読み返しても飽きないのがユヴァル・ノア・ハラリ著の「サピエンス全史」だ。全く新しい視点で紐解く人類史は稀に視る斬新さと聡明さに驚愕する発見が随所にあるから面白い。

昨今、人工知能(AI)がディープラーニングを加速させた近未来像がいたるところで囁かれ、消滅する職業やら様変わりする産業、あるいは生活や社会が一変する様相を実しやかに説く専門家の意見も気にはなるが、主体の人類をもっと俯瞰する意味で客観的にその本質を追求する意義からも、是非一読されたいお薦めの書だ。特に未来を担う若者が、自分という一個人を、全体の集合体をホモ・サピエンスに位置づけて発想しながら身に付ければ、大胆な新しい生き方に繋がるかも知れぬ期待が有る壮大な作品だ。これから読もうとする人の為に、著者の後書きが参考になるかもしれないので、一部抜粋して、以下に記してみたい…。

7万年前、ホモ・サピエンスはまだ、アフリカの片隅で生きていくのに精一杯の、取るに足らない動物だった。ところがその後の年月に、全地球の主となり、生態系を脅かすに至った。今日ホモ・サピエンスは、神になる寸前で、永遠の若さばかりか、創造と破壊の神聖な能力さえも手に入れかけている。不幸にも、ホモ・サピエンスによる地球支配はこれまで、私たちが誇れるようなものをほとんど生み出していない。…中略…私たちはかつてなかったほど強力だが、それほどの力を何に使えばいいかは、ほとんど見当もつかない。人類は今までになく無責任になっているようだから、なおさら良くない。物理の法則しか連れ合いが無く、自ら神にのし上がった私たちが責任を取らねばならない相手はいない。…中略…自分が何を望んでいるかもわからない、不満で無責任な神々ほど危険なものがあるだろうか?… いかかですか?ホモ・サピエンスから逃げられない以上、責任のとれる神への足掛かりを見つけていきたいですね…。

お知らせと予定

♦3月より新年度授業がスタートします♦ 今月の予定
旧学年の完成を中心に復習し、新学年へのスムーズな移行を目指す強化月です!!3月は現行の暫定的時間割りをベースに授業しますが、4月に調整する事が有ります。その節は個別に確認し連絡します。

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是非、コスパ最高、面倒見抜群のアペックスに新しい友達を紹介してね!!

今月の予定

○6日〜国立大学前期合格発表
○8日〜国立大学中期日程入試
○12日大阪公立高校一般入試
○12日〜国立大学後期日程入試
○20日公立高校&国立大学合格発表

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