秋深しと感慨ふける間もなく、木枯らしと共に銀杏並木も残す葉を一枚、一枚と最後の余命を競演するかの如く、その落葉で通りを色染めています。早いもので、今年も残すところ一か月弱。師走に入って、街も慌ただしく動き始めたようで、クリスマスソングやイルミネーションで装いも艶やかに色づき出し活気溢れてきました。一年の計を元旦に期する前に、今年のやり残しを年内までにやり遂げて、心新たに新年を迎えたいものですね!
去る11月9日夕方(日本時間)に、トランプ氏が長き一年の選挙戦を締めくくるかの如く、大方の予想を覆して大統領選挙の勝利宣言をした。出馬表明以来、過激な発言で注目を受け、連日のマスコミの過度な反応をも巧みに取り入れ政治経験の全くないアウトサイダー的存在感を活かし、既存の政治に不満を持つ有権者の熱狂的支持を得て、驚くべき番狂わせと世界を仰天させた恰好だ。EUからの英国の離脱に続き、世界の潮流がその潮目の大転換を予期させるチェンジには、そのインパクトに計り知れないものを感じたのは、私だけでは無いだろう。超大国アメリカの大転換は、国際貿易関係、金融、経済、地政学的外交シフト等、先の読めない混乱はしばらく暗中模索といったのが正直なところの現況だろうか…。
ただ、この潮目を、生きた教材として各家庭や学校で、盛んに論議しないのは、やはりもったいない。
●想像力は、思考の入り口
子供たちは本当に知りたがっているんだなぁと、常日頃感じる反面、実際には、知り得るまでの過程の欠落がよくあります。何より、原因から過程を検証し乍ら結果に導かれる論拠を思考する経験値の少なさがめだちます。当然、未知の結果を想定、仮定して、過去から学び現実を検証しながら仮説の結論に辿り着くことは、さらに困難な様です。簡単に例えれば、連想ゲームのような思考習慣が無い為に判断も稚拙の域を出ない感が否めません。想像するためには、知識も必要だし、論理的思考を繋げる為の知識の深さと幅も不可欠です。
トランプ現象を伝える為の、アメリカの歴史や今日の大国所以のジレンマや予期できそうな今後の変化など、日々を生きるこの日本でも決して無関係でない事を、我々大人が変化を読み、知識も武装し勉強して、子供たちと話題にしながら日常のネタを学習する喜びや楽しさに、繋げる努力を怠っては駄目ですね。その為にも、日頃から[思考する]会話の環境を子供達と作るだけで、賢く育つことを想像しませんか?
年が明けると、14日から大学センター入試と中学受験がスタートします。残すところ一か月弱のなかでラストスパートを強力援護する冬期講習と強化合宿の受付を実施しています。受験生は必修ですが、受験学年を来年に迎える生徒の積極参加を期待しています。学習テーマを、自覚しているならチャンスです。
自分で解消すべきテーマを持つなら動機が善であり後は行動と意識変革を実践するだけです。もちろん、受験のエキスパート講師の助言と指導が付随するのですから、正に鬼に金棒です。キミのやる気を結果に繋げていこう!
○初旬…高校生定期テスト
○7日〜小中生の懇談会
○22日〜冬期講習開始
○27日〜28日の2日間冬期強化合宿
○26日(月)年内最終授業
★冬期講習&冬期合宿は外部生も参加可能です。お友達との積極参加を期待しています!!
★準備の都合等も有りますので、申込は20日までにお願いします。