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アペックス便り8月号

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梅雨が明け、連日の猛暑続きです。局地的なゲリラ豪雨も例年より3割増しとの予報もあるぐらい、各地にその爪痕を残すニュースも視覚的に麻痺するぐらいです。人間は、慣れる生き物です。備え有れば憂いなし…と危惧するも、頻繁と麻痺が(もしや)を(またか)への錯覚で、鈍感にさせる事さえあることを忘れてはならない。対岸の火事を眺めては自身の身に起こらなかった事に安堵し、火事の事実に着眼しない。事実を明日は我が身と教訓し、いざ事が起こった時の冷静な対応は、万事に通じる事である。受験にせよ日々の備えは、失敗から学ぶことである。いかなる想定から、対応できるか否かを試される試験に過ぎない。

学習能力を磨くには、受験勉強も絶好の機会である。いかなる想定を自身でクリアしながら、その成長を楽しみながら、猛暑を乗り切ろう!

何を伝えるのか… 〜アスリート魂〜

アスリート…通常、競技者と訳されるこの言葉に日々の生活を重ねて考えると、スポーツの明快さゆえに解りやすい場合が多い。

アスリートもプロと言われるトップアスリートは、例外なく極限までその能力を引き出さんが為に、日々の鍛錬、自己管理は当然ながら更なる科学的処方等、あらゆる努力を惜しまない。自己で評価できない厳しい世界での生き残りをかけているからこそ、その不安や恐怖は想像を絶する。天賦の才能に気づき、その道のプロとして存在し続けるために、人生のエネルギーのすべてを競技に集約する日々…。

しかも、努力がすべて報われることは稀で、ライバルや追随者の存在に苛み、心の安住ができないこともあるだろう。

一瞬の躊躇やためらいが、無残な結果につながり、本来の力を出し切れず退場を余儀なくされることも日常だ…。しかもアスリートとして第一線のトップとして活躍できる時間はあまりに短い。では、彼らはなぜ、そんな過酷な世界に身を置くのだろうか…。

競技ゆえに、評価や結果は公然と晒され、不本意な場合も甘受せざるを得ず、ましてやプロなら生活さえも脅かすことも背中合わせである。

想像するに、彼らほど生と向き合わせ、真剣に人生を重ねている人種はいないのではないかと…。要は、短い競技人生に「最高の理想」と「美」を掲げ飽くなき挑戦を続ける…。満足な結果も、瞬間の甘美に過ぎず、更なる「理想」が現れる。美しいが故に、短い命を精一杯使い切る。明日のために、今の瞬間にすべてを注ぐ。誰の為でもない。

自己が存在できる所以を模索するが如くストイックに自己研鑽し続けるのは、きっとその過酷な日々を一瞬で消し去る感動する瞬間があるからだ…。生が実感できる報われる一瞬があるからだ…。少なくともアスリートは「自己肯定」で成り立つ世界だ。目標も努力も結果も全て自己完結させ、自己を肯定しながら、努力指数を極限まで高める事に専心する。そんなアスリート魂を、自分と向き合う「受験」を全肯定し、塾生達と共に私自身も率先しながら、日々伝えていきたい。

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今月の予定

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○13日〜20日夏期休暇
○17〜19日夏季合宿
○9月2日全国公開テスト

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